第2回エゴノキ写真部、小田原城へ行く
※撮影: 和田芽衣
これら写真は、本人および保護者の許可を得て写真を掲載しております。
今日は、次女を連れてエゴノキ写真部の撮影会に同行してきました。なんちゃって顧問です。
今回の行き先は神奈川県小田原市。小田原城と神奈川県立生命の星・地球博物館を周りました。
部員は大変な治療を経験してきた小児がんサバイバーの子達。その後遺症として暑さに弱い子もいれば、とても疲れ易い子もいます。幸い今日は天気に恵まれ、晴れでありながら湿度は低く、子ども達にとって過ごし易い1日となりました!
思い思いに撮影をし、時に遊び、美味しいものを食べ、最後にはお気に入りの写真2枚を選びました。
選んだ2枚は私が持参したパソコンで“レタッチ体験(パソコン上での写真現像作業)”をし、車に積んだ写真用プリンターにてその場でプリントし、記念に持ち帰って貰いました。部員の子たちも、付き添いのお母さん達にも喜んで貰え、プリンター持参した甲斐があったなぁと満たされた気持ちで帰路に着きました。
実は病院勤めだった時、業務終了後…入院中のお子さんと院内写真部を作ってカメラで遊んでいたことがあります。あの時以来、院内外で子ども達と写真で遊ぶことがはの1つの夢でした。こどもにカメラを教える活動をする中村こどもさんのお手伝いをさせて頂いたり、私の師匠である佐藤秀明さんをお招きして撮影会を開いてみたり…毎年何かしら活動していたのです。そしてこの春、以前から交友のあった1人のお母さんに小児がんの仲間で写真部が発足することを教えて頂き、図々しく自ら顧問に名乗りをあげさせて頂きました。
「あ!今の良い!撮らせて!ほら、観て!とても良いでしょ?」「あっ…カシャ」…とにかく反射的にどんどん写真を撮る彼らの姿は観ていて清々しく、写真を撮ることの楽しさを思い出させてくれます。構図なんてお構いなし、とにかくまず撮る!2枚選ぶように言うと、こちらが良いと思う写真とは違う2枚を出してきます。これがまた面白いのです。
カメラの基本などは特に教えません。質問されれば答えるスタイルです。とにかく撮ること、撮影時に生まれるコミュニケーションを楽しんでくれると良いなと思いながら見守っています。第3回目の開催を、適当顧問は今から楽しみにしています!
エゴノキ写真部以外にも、こども写真部を適宜開催していきます。興味のある方は、個人でもグループでも、どうぞ こちらから ご連絡ください。
(いきなりの2回目ですが、実はこの写真部…この春に生まれたばかりで、春に町田のリス園も撮影しました。)